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『クレイジー・フォー・ユー』ソワレ 2011年8月13日 観劇レポ #CFY_shiki #クレイジーフォーユー #劇団四季 #松島勇気 [観劇感想:劇団四季(2011年)]

『クレイジー・フォー・ユー』ソワレ 2011年8月13日 観劇レポ #CFY_shiki #クレイジーフォーユー #劇団四季 #松島勇気 

 
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クレイジー・フォー・ユー 四季劇場[秋] 2011年8月13日・夜公演 

ボビー・チャイルド  松島勇気
ポリー・ベーカー  秋夢子 
ランク・ホーキンス  志村要 
アイリーン・ロス  光川愛 
ベラ・ザングラー  広瀬彰勇 
エベレット・ベーカー  石波義人 
ボビーの母  斉藤昭子 
テス  高倉恵美 
ユージーン・フォーダー  村澤智弘 
パトリシア・フォーダー  西田有希 
 
ムース  荒木勝 
サム  吉賀陶馬ワイス 
ミンゴ  大塚俊 
ビリー  石野喜一 
パーキンス/カスタス  坂本剛 
ジュニア  川村英 
ピート  大塚道人 
ジミー  村中至 
ワイアット  澤村明仁 
ハリー  安東翼 
 
パッツィー  鈴木真理子 
シーラ  柴田厚子 
ミッツィー  坂本すみれ 
スージー  村上今日子 
ルイーズ  藤城榮里子 
ベッツィー  木村知寿 
マギー  八鳥仁美 
ベラ  杉原由梨乃 
エレイン  小島光葉 

着席: 

 

Crazy For You: Original Broadway Cast Recording

Crazy For You: Original Broadway Cast Recording

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Angel Records
  • 発売日: 1993/03/09
  • メディア: CD

   
 
 


      
8月13日は劇団四季のミュージカル、「クレイジー・フォー・ユー」を観てきた。  
 
ミュージカル、Crazy For You は、ジョージ・ガーシュウィンの音楽にスーザン・ストローマンが振付をした、ミュージカル・コメディーである。1992年にブロードウェイで初演。 
日本では1993年に劇団四季が東京で初演を迎え、以降は公演地を変えながら断続的に上演している、人気作品のひとつである。 
 
このミュージカルの魅力はなんといっても、タップダンスと卓越されたダンスの数々。そして誰もがハッピーになれるという楽しいストーリーにある。また、ユニークでコミカルな登場人物が多数登場するのも特徴のひとつであり、もちろん、ガーシュウィンのノリの良い楽曲がそれらを鮮やかに彩っているということも、大きな要素となっている。 

このブログでは何度も書いてきたが、自分はこのクレイジー・フォー・ユーが大好きだ。 
このミュージカルが来ると、大体は観に行くようにしている。純粋に心から楽しめるし、終わったあとは自然と笑みがこぼれてしまう。とても幸せな気分に浸れるのだ。  
最近では、今年の2月、全国公演初日(相模大野公演)を観に行った。久々の荒川務ボビーに感激し、新キャストの秋夢子ポリーにウットリした。客演として四季の舞台に戻ってきた、広瀬彰勇のザングラーもかなり良かった。 

今回の東京公演では、今年全国公演でデビューした新ボビー・チャイルド役、松島勇気が開幕から登場した。もちろん今回の観劇は松島ボビーが目当てだ。

松島勇気は、「キャッツ」ミストフェリーズ、「ウェストサイド物語」リフ、ベルナルド、「コーラスライン」リチー、「アンデルセン」ニールス、「55Steps」ダンスパートなどなど、劇団四季の代表的なダンス演目においては欠かすことのできない、主要なダンサーである。 
スーザン・ストローマン製作のダンス・プレイ、「コンタクト」ではウェイター長を演じている。今回は満を持してのクレイジーでボビー役として登場だ。本当に待ちに待ったのである。 

日本のボビー・チャイルドとしては、松島は四人目となる。 
四季では加藤敬二、荒川務に続いて田邊真也もデビューしたが、デビューとなった2006年の京都公演に短期間出演して以来、その後一度も出てきていない。田邊のボビーもかなり良かったのだが、四季のストレートプレイが上演する度に駆り出される為に、加藤や荒川の次の世代を担った筈の田邊は、いつの間にかクレイジーでは幻のキャストになってしまった。 
初演から加藤と荒川の実質二人体制でずっと引っ張ってきた作品だが、もう二人ともアラフィフ世代であるので、そろそろ若返りも必要であると、誰もがここ何年も思っていたであろう。それでも二人のボビーは今でもバリバリの現役だし最高で大好きなのだが。  

色んな期待を込めての初、松島ボビーの観劇だったのだが、やはりとても良かった。 
東京公演の開幕直後ということもあり、やはりコメディー要素は控え目にしていたように思ったが、それでも笑わせどころではしっかり笑わせてくる。 
加藤や荒川とはあえて違う言い方で爆笑だったのは、二幕、ランクの酒場にて、ついに偽ザングラーの正体がボビーであると、ポリーにばれてしまったときの「やばい」だ。 
加藤や荒川はおどけたように、「やばいー」と言うが、松島は「ヤバイ」とつぶやくように言った。かなり普通に。この言い方は新鮮だったので、客席から大きな笑い声があがっていた。 
 
流石なのはやはりダンスだ。なかでも圧巻だったのは二幕、ニューヨークへ戻ったボビーがポリーのことを忘れられず、葛藤するダンスナンバーの Nice Work if You Can Get It。 
ふわっと宙を舞うようなジャンプや、美しいターンなど。バレエを極めている松島だからこその見せ場ともいえる。 
タップに関してはやはり、超高速で刻み続ける加藤敬二にはかなわない。また、荒川の重厚感のあるタップに較べると、少し軽い感じがした。
しかし、正確に丁寧にタップを打つ松島ももちろん良いのだ。
ボビー・チャイルドは、タップやダンスがずば抜けて上手くて、歌もある程度歌えて(ここ重要)、それでいてコメディー・センスがなくてはならないという難役だ。松島勇気はもちろん全てをクリアしている。まさに理想のボビーだと言えよう。若いし。
これからのボビー役を担う新世代として、どんどん舞台数を増やしていってほしい。  
 

ベラ・ザングラー役は全国公演から引き続き、広瀬彰勇だった。 
前回の観劇レポにも記したが、広瀬の魅力はなんといっても台詞まわしや、台詞の間。そして大御所の風格たっぷりな、圧倒的な存在感にある。 
今年の全国公演を全てまわり、引き続きの東京公演では、もうすっかりザングラーが憑依している感じだった。かなり、キャラが濃くなっていたように思う。 
松島ボビー扮する、偽ザングラーとのシンクロが面白い、What Causes That? では、広瀬と松島の背格好がかなり似ていて、それだけでも噴き出した。 
松島が高い声で、広瀬が低い声でぴったりとシンクロし、「ヒー」とか「ウェー」とか言ってハモるのも可笑しすぎる。 
ザングラーはバリバリと踊る役ではないが、このナンバーでは椅子をクルクルと回すことは松島よりも上手い。流石初演のザングラー、年季が違うのだ。 


 

自分はこの「クレイジー・フォー・ユー」は作品としてとても愛しているので、基本的にはどのキャストで観ても満足をする。 
しかし今回は、男性アンサンブルの殆どがベテラン陣や常連キャストなのに対し、女性アンサンブルの半分ほどが新人キャストに入れ替わっていて、見せどころであるダンスにバラつきがみられたのは、かなり残念だった。 
だがこれは先週土曜日の感想であって、ツイッターによると日々、良くなってきているようである。 

ともあれ、松島勇気のボビー・チャイルドをようやく観ることができたので、大満足だった。 
秋夢子のポリーは更にお転婆ぶりを発揮させていたし、志村要のランクは怖いなかにもお茶目な部分を入れてきていたし、光川愛のアイリーンはセクシーで歌は上手いし、テスの高倉恵美は綺麗だし。
ボビーの母の斉藤昭子は、毎回ビデオの再生かと思う位、動きも台詞まわしもピッタリ同じで、上手いし可笑しいし。 

加えてアンサンブルまで追いかけて見ていたら、目がいくつあっても足りない。
掛け値なしで楽しい。観ているものの心までウキウキと踊りだす。それがクレイジー・フォー・ユーだ! 

あと、四季の最近の上演にしては珍しく、伴奏音楽の音量をかなり上げていた。最初から最後まで。もちろん、マイクの音も大きくしてあるので、キャストの台詞が聴こえないなんてことはなかった。
やっぱりミュージカルはこの位の音量だとかなり良いと思った。欲をいうなら生演奏の方がもっと良かったのだが。 

クレイジー・フォー・ユー東京公演は、9月25日公演分までのチケットが発売されている。 
名古屋ではウィキッド、京都ではマンマ・ミーア!、大阪ではサウンド・オブ・ミュージックと、東京公演以外の上演地ではロングラン作品の上演があるので、次の再演までは暫く見納めかもしれない。
また、松島勇気は他の演目との兼ね合いが多い俳優なので、松島ボビーが気になるという人は早めに観に行ってほしい。 

現在ロンドンでは、屋外ステージでやるクレイジーが上演中とのことで、クレイジー好きとしては観ておきたかったのだが、調整がつかなかった。 
またいつか劇団四季の、クオリティの高いクレイジーを観たいと思う。今から再演が楽しみなのである。 

 
劇団四季ステージガイド クレイジー・フォー・ユー  
http://www.shiki.gr.jp/applause/cfy/ 
 
東京公演 スケジュール 
http://www.shiki.gr.jp/applause/schedule/cfy.html#aki 

 

クレイジー・フォー・ユー 東京公演プロモーションVTR
 
http://youtu.be/lhGxM_TefoY 
 





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はる

久しぶりに観劇レポ拝見しました。
書き方、変えはったんですね。わたしは前のほうがjurunさんの人柄がでていて好きでした。
(現在のは他のブログの方と似ている気がして・・・。)

内容はとても参考になります。

by はる (2011-08-21 19:16) 

jurun

>はるさん 

御意見ありがとうございます!
今までの感じを期待されていたなら申し訳ありません。
「ヴェニスの商人」のレポからこの口調に変えました。
暫くこれでやっていくと思いますが、また飽きたら元に戻すかもしれません。
現在のところ試行錯誤中ですのでご理解いただければ幸いです。
by jurun (2011-08-21 20:23) 

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