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CRAZY FOR YOU at NOVELLO THETRE: 『クレイジー・フォー・ユー』ロンドン版 2011年12月30日ソワレ [観劇感想:LONDON Musical]

CRAZY FOR YOU at NOVELLO THETRE: 『クレイジー・フォー・ユー』ロンドン版 2011年12月30日ソワレ 

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CRAZY FOR YOU NOVELLO THEATRE 30 DEC 2011 19:30 

Bobby Child: SEAN PALMER
Polly Baker: CARA ELSTON
Bela Zangler: DAVID BURT
Irene Roth: KIM MEDCALF
Lank Hawkins: MICHAEL McKELL 
Lottie Child/Patricia Fordor: HARRIET THORPE 
Perkins/Jimmy/Eugene Fodor: SAMUEL HOLMES
Everett Baker: SIDNEY LIVINGSTONE
Patsy: ALEXIS OWEN HOBBS 
Tess: JOANNA GOODWIN

着席:Stalls D列 

Crazy For You: Original London Cast Recording

Crazy For You: Original London Cast Recording

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA Victor Broadway
  • 発売日: 1993/11/23
  • メディア: CD

 

12/30のソワレは"CRAZY FOR YOU"(クレイジー・フォー・ユー)を観てきました。
クレイジーは劇団四季のは大好きで、相当数観ています。 
現在、ロンドンで行われているクレイジーは、もともとオープン・エア・シアター(野外劇場)からトランスファーで、通常の劇場であるノヴェロ・シアターに異動してきたものです。
野外公演が好評で、延長という形が取られたのだと思います。 
四季以外のクレイジーは初観劇となりました。今回の遠征でとても楽しみにしていた作品のひとつです。 

で、やっぱりめちゃくちゃ良かったです! 
基本は四季版と同じ流れで進むので、台詞は脳内で日本語にぴったりと変換されましたので、まったくストレスなく観劇ができました。

舞台セットは屋外で使われていたものと同じでやや簡素ですが、メインの大きなセットが二つあって、それが表ならニューヨークの劇場街に。
裏を向ければランクの酒場やガイエティ劇場に…などなど、ひとつのセットでいくつものシーンに対応できるように工夫されています。 
その大きなセットをキャストが手で動かす…というアナログな感じがまた味があって良いのです。
サボテンやテーブルなどの小道具は、やはりキャストが手で運んできます。 

舞台は本来の舞台からかなりかさ上げされていて、おそらく50~60センチ位は高かったと思います。
座席は1階の前から2列目でしたが、かなり見上げるような感じで首が少々疲れてしまいました。 
これはLove Never Diesの時も同じでしたが、キャストの足元が切れるような感じに見えます。当然、キャストが奥に行けば体半分ぐらいの時もあります。
日本の劇場であれば舞台はできる限り低くなるよう配慮されていますが、ロンドンの場合は作品によっては前方の座席だと見えにくい場合があるので、注意が必要です。
オペラ座なんかは前の方でも全然見やすいつくりとなっています。  

で、もちろん生演奏です! 
コンダクターは通常は舞台の手前中央にいますが、ロンドンのクレイジーは上手寄りで斜めに配置されるような感じでした。 
クレイジーのコンダクターはピアノを弾きます。めちゃくちゃカッコイイですね。 
で、後で気づいたのですけど、コンダクターのボックスにウッド・ベースが置いてありました。 
もしかしたら、"Slap That Bass"では、コンダクターがベースを弾いていたのかもしれませんね。 

ジョージ・ガーシュウィンの名曲が生演奏で、大音量で楽しめる…というのは、それだけでも本当に贅沢で素晴らしいことですね。体が自然と音楽に乗せられ動いてしまいます。 
どのナンバーでも割りとゆっくり目に演奏していましたけど、音の鳴りがというか、楽器一つ一つの音圧が分厚いのでとても迫力がありました。 
"The Real American Folk Song"は逆にめちゃくちゃ速く演奏をしていて、それはそれでかなりカッコよかったです。ムースが低音で歌っていたのも良かった。ランクもギターを弾いていました。 
舞台進行も曲も、オリジナルのCFYに準じていますが、このロンドン版は最新演出のもので、時折楽曲中に新しいアレンジが入ったりもしていました。  

ダンスは結構違いました。ベースとなるのは、オリジナルのスーザン・ストローマンの振付ですが、このカンパニーではアレンジが加わっています。 

衣装についても結構違いがありました。大きな違いは、ザングラー・フォーリーズのピンクの衣装は、ブルーになっていたということです。 
また、デッドロックでリハーサルをするフォーリーズたちは、へそだしのよりセクシーな衣装となっていました。
四季版は派手なネクタイをしていたボビーは、割と普通のグレーのネクタイ。そして白のワイシャツにサスペンダーといった感じが基本の衣装です。
偽ザングラーに変装するときはザングラーの衣装をきます。ザングラーの衣装はオリジナルに近かったです。 
ちなみに、ボビーの髪の色は金髪や茶髪ではなく、黒でした。 

そして、ボビーの母(ロッテ・チャイルド)と、パトリシア・フォーダーが二役だったりもします。 
パーキンス(銀行の秘書)とユージーン・フォーダーも二役でした。 
この二人はいつもセット、という考えなのでしょうね。わかりやすかったです。
パトリシアの時も、ボビー母と同じように口うるさくユージーンに指示をし、頷きながらあわてるようにメモを取るところまで合わせていました。

そのパーキンスですが、"I Can't Be Bothered Now" の導入部分(ボビー母とアイリーンに挟まれるボビー)のシーンでは、ボビーの後ろに居て、ボビー母やアイリーンと同じように後ろからボビーに何かを言っています。
そのパーキンスにボビーは自分の帽子をパーキンスの帽子に被せ、上着をパーキンスの腕にかけて、そこからナンバーがスタートします。 

同じシーンで、四季版では車から大量のフォーリーズ・ガールがわらわら出てきますが、このロンドン版ではザングラー劇場の扉から出てきます。 
ナンバーの途中でボビーの母とアイリーンが電話をかけながらゆっくりと歩いてきます。
「ボビーいるでしょ」「ボビーを出して」…電話を取り次ぐフォリーズ・ガールに対してボビーは、「あとにしてくれ!」と、言います。
 
ランク・ホーキンスは四季ではハゲで強面のおじさんが演じている印象ですが、このロンドン版のランクは本当に西部の町に居そうで、本物のギャングかはたまた海賊の親分のような、めちゃくちゃ怖そうな人でしたが、でもカッコイイ人でした。シュッとしてスタイルが良くて、しかも若かったのです。
ちなみにまったく禿げてはいなくて、長髪でしたよ。
常に拳銃を所持していて、アイリーンに「これでもホテルなの?」と言われた時には、ピストルで看板を撃ち、「HOTEL」の字だけがポロリと落ちる、といった具合。 

若いといえば、アイリーンもかなり若い人でした。そしてセクシーです。  
ポリーにアタックするランクも、ボビーにアタックするアイリーンも、二人とも若くて当たり前なんですね。そう考えたら。 
アイリーンとランクの"Naughty Baby"は、より過激になっていました(笑) 
ちなみに、ボビーとアイリーンのバルコニー上での鬘キャッチはやっていませんでした。 
また、デッドロックまで追いかけてきたアイリーンは、顔がずいぶん汚れていました。
 
ボビー・チャイルド役のSEAN PALMERも若い人で、そしてハンサムなボビーでした。
四季のボビーのようにキレキレなダンスではありませんが、緩やかに、しかしキビキビと踊るダンスは本当に良くて、カッコよかったです。タップはもちろん軽やか。  
で、何よりも歌が上手い!これしびれます。
ちょっと太目の歌声ですが、いや~良いです。ボビーはダンスだけでなく、歌も歌いますからね。 

ポリーのCALA ELSTONはアンダースタディで、普段はミッツィー役で出ている人のようです。 
メインの人を見ていないのでなんとも言えませんが、CALAのポリーはなかなか良かったですよ。
ダンスはもちろんですが、特に歌声が良かった~。 
CALAは他のミュージカルでもヒロインのアンダーをやっているそうです。 
ポリーの衣装もかなり違いがありましたが、やはり田舎暮らしという設定なので、それなりにダサい感じになっています。 

ザングラーの人はめちゃくちゃ声が大きくて、威厳も貫禄もある人でした。 
でもテスの前ではかなりダラしない男になってしまいます。その変わりようが面白いです。 
テスへのキスの仕方とか、ムホムホ言いながらブチュブチュしています(笑) 
"Stiff Upper Lip"では、舞台の上ではなく、ノヴェロ・シアターの実際のボックス席から眺めていました。
そしてナンバー終了後には、スタンディングをして笑顔で拍手をしていました。 
しかし、公演を続けたくない人が多いとなると、残念そうな表情をした後、決心したように頷き、ボックス席から出て行きました。 
また、"What Causes That?"では、かなり難易度の高いダンスとなっていまして、ボビーもそうですがザングラーも激しく踊っていたのには驚きでした。 

ちなみに、"Stiff Upper Lip"の見せ場ともいえる、ラストの椅子の積み上げ(フランス革命のミュージカルのようなバリケード)は、このロンドン版ではやっていなかったです。
ですので、その台詞のくだりはありませんでした。

クレイジーはコメディーなので、当然のように客席は常に爆笑の連続になります。 
もう皆が気持ち良いぐらいにゲラゲラ笑うので、とても楽しく観劇できました。 
また、デッドロックの男たちのキャラクターがかなり濃くて、可笑しくてたまりませんでした。 
"I Got Rhythm"では、四季でヘルメットをポコポコ叩くシーンのところで、バケツを持った男たち四人いて、そのバケツをハンマーで叩くのですが(ポリーではなくボビーが)、最初は変な音階で失敗してしまいます。 
すると、男たちはバケツを持ったままなぜか後ろを向き、ジョロジョロという音が…(笑)
で、もう一度やってみると、ちゃんとした音階になっていて大成功!と思ったら、そのバケツを客席にぶちまける男たち!客席は「キャー!」ですが、撒いたのは紙吹雪でした。しかも金色の!

あー面白い(笑) 

あと、エベレットはものすごいおじいちゃんでした。
でも、歌になるとめちゃくちゃ上手いんです。さすがですね。


 
 まだまだ書きたいのですが、時間がアレなのでこのぐらいで…

いやー本当に観にいって良かったです。めっちゃくちゃ楽しかったです!
クレイジー最高!
  
時差で所々気を失いそうになりましたけど、それでも手を抓りながらしっかりと観ました。
今度ロンドンに来る時にまだやっていたら、また是非観たいです。 

演出や衣装、振り付けや舞台セットには違いはありますが、ストーリー進行や台詞はほぼ同じ流れなので、それも良かったと思います。 
細かい台詞の部分も同じで、「馬鹿の一歩手前」とか、「デッドロックにヘッドロック」とかも。
カーテンコールの流れまで同じでした。もちろん、客席の手拍子も同じです。

あとはやっぱり生演奏の迫力!これは本当に良いです。演奏を聴くだけでウキウキしてしまいました。素晴らしい!

四季のクレイジーが好きな人には充分楽しめると思います。機会があれば是非。おすすめします!
 

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↑ クレイジーをやっているノヴェロ・シアターの隣(奥側)は、「シュレック」をやっているドゥルリーレーン・シアター・ロイヤルがあります。
 

 





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